2012年7月8日日曜日

用意しておきたい出産準備用品

出産1ヶ月くらいは、できるだけ歩いたりしてはいけないので
出産前に準備しておきたいと思うのが心情。
情報と自分の経験から、出産前にほんとうに何が必要かまとめてみました。

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【自分の準備】

・産褥ショーツ 2枚程
(出産時だけ必要 ※病院による)


・生理用品 夜用 1袋
(出産後、悪露が出るので必須です)

・母乳パッド

 

※もちろん母乳の出にもよりますが、出る方は必要ですので1セットくらいは用意しておいてもいいかも。私は市販の紙パッドは擦れて痛かったのでダブルガーゼで手作りしました。普通のガーゼハンカチを折ってつかってもいいと助産婦さんに教わりました。

 <母乳パッドの手作り方法はこちらを参考にしました>


・授乳用 ブラジャー or キャミソール <授乳の仕方>
(私が愛用しているのはパッド付きキャミソール。
 ブラジャーよりもキャミソールの方が授乳時に肌が見えないので重宝します)

▽冬だったので妊婦中も使えるタイプを購入しました。

    


・授乳しやすいパジャマがあると慣れないはじめは便利。





・リフォームベルト <私はトコちゃんベルト2を購入しました>
(出産前、出産後に骨盤がぐらぐらするのであった方がいいかもしれません)



【赤ちゃんの準備】

・ガーゼハンカチ(なにかと使います)

・赤ちゃん用爪切り
 

・長肌着 4枚〜5枚 <赤ちゃんの服についてはこちら>
(新生児の間は夏でも冬でも足の分かれていない長肌着が便利です)




・おくるみ 1枚
(おくるみは下にひいたり実際1枚あると便利です。洗ってる間はバスタオルで)
←冬、ベビーカー用に足の分かれているこのタイプが欲しかった。



(布おむつなら30枚程用意しましょう。<布おむつの作り方>カバーは4枚程。
 カバーはよく売っているポリエステルの方が伸びるし漏れにくいです。
 紙おむつなら1袋になるかと思います。)

・おしりふき
(個人的におしりふきシートは薬剤が使われていてなんだかネバネバするので
 西松屋でコットンが売っているのでそれを水に濡らして使用しています。
 水の量も変えられるし、何かふきたい時にも使えるしかなり便利ですよ。)



・ベビーバス

新生児の時はこれで、ちょっと大きくなっても
お風呂ためるのが面倒くさいときせめて子供だけでも…

←やっぱりしぼませられるのは便利
←一人で入れる時はこれがあると寝かせられる
←問題のスイマーバ。めっっちゃかわいいのでオススメですが、
目を離すのは絶対にやめてください。


冬ならレッグウォーマーがあるとかなり便利!ずっと使えます。
 靴下も用意しましょう。★プレゼントにも最適!!!



【もし手づくりするなら】

・スタイ

まだ新生児の時は首がすわってないので、
首の横で止められるものが便利です。手作りするならぜひそれを。




助産院と病院の違いや利点

出産するにあたって、どこで産むか?なかなか難しい問題でした。
もちろん安心して産めること、旦那の理解や、行きやすい場所など
様々な条件が揃うことがポイントでした。

始め産婦人科に通ったのですが、やはり病院ということもあって
人も多く、1時間くらい待つ上に、流れ作業のような感じで10分程の診察。
ともかく病院では、あまりお医者さんに相談できる感じではなくて、
このままでいいのかなと
京都にある「まこと助産院」さんに伺うことにしました。
「まこと助産院」の助産婦さんは本当に素敵な方でやさしくて、
毎回1時間くらいお産についての話をしてくれたり、
腰をあたためるマッサージやお灸をしてくださいました。
あたたかくてお母さんのような人です。
エコーも、病院の産婦人科では子宮にカメラを入れられる方法でしたが(これでよく見れるのでしょう)助産院はお腹の上にゼリーを塗って見る昔ながらの方法で
なんとなくほっとしたのでした。

ちなみに旦那さんの願いで、私たちは男の子か女の子か敢えて聞かずに
楽しみにしていました。(旦那がそうしたいといったのですが)
今は聞くのが当然という感じになっていますが聞かないのはかなり面白いことがわかりました。よく考えたら昔の人は知らなくてあたりまえだったんですね。
毎回どっちと聞かれて、聞いてないというと「どっちでもいいね。」と言ってくれたり、
大半の人が性別を当ててしまっていました。分かるものなんですね!
服もほぼ頂き物だったのであまり気にしませんでした。
産まれた時の感動と楽しみは倍増でした。かなりオススメです。

結局私は助産院で産みたいと決意したのですが、

私にとって助産院を選んだポイントは

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・診察が丁寧で待ち時間もなくて、話をたくさんしてくれる

・出産のとき、できれば電気は薄暗いところがいい

・自然な体勢で出産したい

・旦那さんと協力して出産したい(助産院では旦那さんやボールにしがみついて出産します)
※ちなみに旦那はそもそも立ち会いについてどっちでもいい派だったのですが、
 立ち会ってもらって、出産の喜びを同時に分かち合うのは大切だったと思います。

・出産後すぐに赤ちゃんを抱っこしたい(できれば授乳も)

・出産してすぐからでも一緒に眠りたい

・退院後の食事が体にやさしいものがいい

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などの理由からでした。

助産院は帝王切開も会陰切開もできない為に、数回の病院での血液検査やエコーをクリアして、安産を約束された人だけしか出産できないので産める人はラッキーだと思います。
(ちなみに私は途中で陣痛が弱くなり、病院に搬送され、会陰切開の後に無事男の子を出産しました)

<出産日記はこちらから>

ともかく一生に一度あるかないかの出産、
産まれる子供にとっては一生に一度のこと。
本当に大切にしたいと思った結果でした。

ところで私は出産は最終病院ですることになったのですが、
そのまま入院が始まった途端、あまりにも病院の食事が美味しくなくて
申請して助産院へ戻ることにしました。
せっかくがんばった自分にもご褒美をあげたかったからです。
食事は本当に重要!かなり重要。ぜひ事前にお調べ下さい。



布おむつと紙おむつの違いと利点

私は基本的に布おむつを使用していますが、
外に出る時や忙しい時はあまり気にせずに紙おむつを使います。

というのも、布おむつなら気持ち悪い時に泣いてお知らせしてくれるのが、
紙おむつは気持ち悪くないようで、全然泣かないのです。
(外に出ている時は、汚れた布おむつを持ち運ぶのも大変だし、
 楽して紙おむつにします。忙しい時もそうすることがあります。)
ほんとうにたくさん泣く子もいるので、
お母さんはあまり無理せずに紙おむつを使用していいんじゃないかな?と思います。

けれど紙おむつは頻繁に変えないのでおむつかぶれすることがあります。
泣かないのでけっこう自分のタイミングになってしまう。
発見したらできるだけちゃんと交換してあげようなんて思いながら。
※もちろんゴミは増えます。

ちなみに我が子はあまり泣かなかったので、
里帰り出産のときに紙おむつにしていたらずーっと寝ているばかりでした。
(産後のひだちというように、出産後1ヶ月は極力動かない方がいいそうなので)
その無反応さがもったいないように思え、帰ってすぐ布おむつにしました。
そうしたら気持ち悪いのが嫌で自分で意思表示をして教えてくれるようになって、
1日に10回〜20回くらいもおしっこしてることに気付きました。
ウンチなんかもすぐわかります。

毎回「おむつ変えようね」とか「綺麗にしようね」などと
声をかけてあげることもできるし、コミュニケーションが増えました。

しかし問題は、布おむつは新生児の水っぽいウンチは漏れることがあること。
それが布おむつの悩みのたね。
出来るだけ漏れないようにする方法としては…

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・オムツカバーのサイズを考えなおしてみる。
(太ももにフィットするサイズがベストです。)

・ニットのオムツカバーはちょっと硬いので伸びのいい ポリエステルのカバーを使う。
(カバーは出来ればまず50サイズを6枚くらい集めておきたいところ。




・横や後ろから漏れないように、下にひく布を2枚重ねにしたりします。
<2枚重ねの付け方例>

ちなみに布は結局30枚程は必要です。月齢を重ねる度に少なくなりますが。
さらしを切って作ります。一枚のさらしから7枚とれます。

布おむつの作り方はこちらを参照


 さらし反(日本製)
 さらし反(日本製)
価格:600円(税込、送料別)



まだお尻が小さい新生児の頃は、1枚だと漏れやすいので
乾きやすい“成形おむつ”との2枚重ねもいいです。

▽こんなの



※おむつカバー→成形おむつ→布 の順番に敷きます

まだおしっこも少ない頃は一番上の布だけ変えて
頻繁に濡れない成形おむつは2〜3回はそのままで使用したりしてました。

さらしの布30枚、成形おむつ10枚あると安心ですね。


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漏れるのがどうしても大変で
友人は夜寝る時だけ紙おむつにしたりしていました。

育児をしてて思うのは、
無理をせずに楽しんでやってみて、たまには楽するとか
その柔軟さがいいなぁということ。
楽しようと思ったらどこまででも出来てしまうからそれも注意が必要ですが。


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【布おむつの特徴】

・布おむつは気持ち悪いのを、ちゃんと泣いてお知らせしてくれるので
 かなりコミュニケーションができる。
 新生児でも“気持ち悪い”という意志を感じることができる。

・何度でも洗って使えるので、ゴミがでない。

・通気性がいい

・冬は暖かい

・おむつはずれが早い、といいます。

・一日10枚〜20枚くらい洗濯します。
 というくらいしているのです。
 水に漬けて置いておいて洗濯機に入れます。
 薄いからすぐ乾くので意外に大変ではありません。
 
・始めの諸経費がちょっと必要。
 私はオークションなんかも利用していました。


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【紙おむつの特徴】

・おしっこをしても気持ち悪くないので
 おむつでは泣かない。(外出の時は助かります)

・使い捨ての為に結構コストがかかります。
 新生児の時は1日に10回〜15回ほど交換します。
 88枚入り(1,000円くらい)だと大体1週間〜程。

・どこでも捨てられる。けれどかなりゴミが増えます。


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便利に使い分けましょう。